OCNモバイルONEって名前は聞いたことあるけど、どうなんですか?
OCNモバイルONEはあのNTTコミュニケーションズが運営している格安SIMだよ。NTTコミュニケーションズは、言わずもがな、長距離電話やインターネットなど、日本の通信インフラを支えてきた企業だね。NTTグループの中ではエリートらしいよ。
じゃ、このOCNモバイルONE、NTTグループなんですね?ドコモとの違いは?
それじゃ、OCNモバイルONEの解説をしましょう!
格安SIMはいろいろありますが、料金が安くても速度が遅かったり、速度が速くても料金が少し高い格安SIMだったりします。料金と通信速度がトレードOFFになっているのが、格安SIMとしては一般的です。
さすがは同じグループ会社同士といったところでしょうか?OCNモバイルONEはドコモから優遇されているみたいですね!
まずは[OCNモバイルONE]の料金表を見てみましょう。
※上記、料金表は2021年の新プランです。適用されるのは2021/04/01~となります。
初月の月額料金は無料なので、申し込みは月の初めの方に行うとお得になるぞ!
1GB~10GBまでのプランとなっていて、どちらかと言うと、あまり通信を使わない方を対象にしているようです。10GBまでは[OCNモバイルONE]、10GB以上は[ahamo]のような使い分けですね。
MM総研の調査によるとスマホの月間データ容量は平均約7GBで、スマホ利用者の8割の人が7GBも使っていないという結果が出ているぞ!
万が一、データ容量を使い切ってしまっても、1GB/550円で追加可能です。
音声通話とデータ専用SIMの値段差があまりないので、月100円程度であれば音声通話でも良いかなって思ってしまいます。またeSIMはデータ専用ですが、さらに安くなっています。
2台持ちやサブ回線利用などで、メイン回線をキャリア、副回線をOCNモバイルONEといった使い方もできます。
2019年11月20日から2021年3月31日にOCNモバイルONEを申し込んでいる場合、もしくはプラン変更した場合、4月1日から自動的に新料金が適用されます。2019年11月19日以前の旧プランのままの人は旧料金のままです。
格安SIMでは専用アプリを使った場合「30秒11円」になる事はあるが、[OCNモバイルONE]の場合は、専用アプリは使わずに、スマートフォンに標準でついている通常の電話機能からの使っても、半額の通話料になります。
また、かけ放題オプションもあり、よく通話をする人も問題なく使えます。
その他にかかる費用や違約金等をまとめてみました。
OCNモバイルONEはドコモ回線の格安SIMです。テザリングも無料で使うことができます。データを使い切ると220kbpsに制限されます。低速⇔高速の切り替えがアプリでできます。低速に切り替えるとデータ消費なしでネットが使えます。低速中でも1秒ほど高速データ通信になるバースト転送も使えます。ただし、低速で使えるは契約データ容量の半分までです。それを超えると超低速(推定30kbps〜60kbps)になるので低速に切り替える場合は注意が必要です。
基本的には高速データ通信のまま使った方がよいですね。
やはりahamo、povo、LINEMOのキャリアの格安プランも気になるところ。そこでOCNモバイルONEと各キャリアの格安プランを比較してみました。
Rakutenモバイルとは値段が拮抗しているイメージです。ahamo、povo、LINEMOとは600円~900円の差があります。ただ、ahamo、povo、LINEMOは20GB固定なのに対し、OCNモバイルONEは少量量プランが充実しているので、毎月のそんなに利用しないって人にはOCNモバイルONEの方が圧倒的に安く済みます。
スマホ利用者の8割の人が7GBも使っていないという調査結果があります。10GB以下ならOCNモバイルONEのほうが安くなるので、とりあえずOCNモバイルONEを選ぶことをおすすめします。特に6GB以下ならahamoよりもOCNモバイルONEのほうがかなりおすすめです。ahamoの方が通信速度は速いですが、ネットや動画視聴などの普通の使い方なら[OCNモバイルONE]でも普通に使える速度です。※家族でドコモを契約している場合は、3GB以下ならOCNモバイルONE、3GBを超える場合はahamoが良いです。
もしOCNモバイルONEを使って不満に感じたら、いつでも違約金なしにahamoに簡単に乗り換えられます。もちろん、その逆も可能です。
実際に乗り換えしてみると、多くの方は[OCNモバイルONE]で定住すると思いますww
何度も言いますが、OCNモバイルONEは「料金が安く、通信速度が速い」コストパフォーマンスが最強の格安SIMです。
OCNモバイルONEの最大のメリットは、OCNモバイルONEの申込と同時ならSIMフリースマホが大幅割引で買えることです。SIMフリースマホは家電量販店でも購入できますが、OCNモバイルONEなら1万円以上安く買えます。さらに1世代前のiPhoneなども安く売っています。
ほぼ原価割れしているんじゃないか?って値段で売っているぞ!
今までのスマホをそのまま使うのも出来ますが、申し込みと同時に最新のスマホに乗り換えることも敷居が低くなります。
余った通信量は翌月に繰り越し可能です。例えば、10GBプランを契約していて5GBしか使わなければ、翌月は15GB使えるという事です。繰り越した5GBは優先的に使われます。
OCNモバイルONEはSIMを最大5枚まで追加できます。
OCN光を契約しているならOCN光モバイル割適用で、OCNモバイルONEが月220円引きになります。
同じ住所の家族名義のOCNモバイルONEのスマホにも割引が適用できて、割引は5人まで適用できます。OCN光を契約しているなら、OCNモバイルONEを最優先に検討することを強くおすすめします。
OCNモバイルONEなら口座振替でも申し込めます。口座振替時の手数料も発生しません。ただし、クレジットカードなら3日程度で格安スマホや格安SIMが届きますが、口座振替だとWEBからの申込はできなく、書類での手続きが必要になるので3週間ほどかかります。
OCNモバイルONEはバースト機能と言って低速時でも最初のトラフィックだけは高速で通信するように設定されています。動画等のストリーミングを低速で見るのには向かないですが、通常のWEBサイトやメッセージを送るなどの用途の場合は低速でも快適に閲覧できるのが特徴です。
OCNモバイルONEは2年縛りなどの契約解除料はありません。さらにMNP転出手数料をかからない為、もし不満があって他社に乗り換えたいなと思っても低コストで乗換ができちゃいます。またY!モバイルのような、「初年度無料」とか「家族割で~」っといった複雑な割引がないので、急に料金が上がるといった事もないのが特徴です。
格安SIMを月額料金だけしか判断しない人が結構多いです。たしかに、格安SIMは安さが重要ですが、それと同じくらい重要なのは速度です。OCNモバイルONEなら格安SIMの中で最安クラスの安さ、それと快適に使える速度が揃っています。他の格安SIMだと安くても速度が遅かったり、速度が速くても料金が少し高かったりです。本当のコスパを重視する場合は、OCNモバイルONEがおすすめです。