1.自分が使うデータ量を把握しましょう
格安SIMは利用するデータ量によって料金が違うので、普段のデータ量を確認しましょう。
確認方法は利用明細書をみるか、キャリアのマイページを見てみましょう。
1ヶ月当たりのデータ利用料の記載があるはずです。
また、現在お使いのスマホでも大まかなデータ使用量を見ることができます。
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iPhoneの場合
「設定」から「モバイルデータ通信」を選択。
「現在までの合計」欄でiPhoneを使い始めてからのデータ使用量が確認できます。
各アプリの通信量を調べることもできます。
但し、データ使用量のリセットやiPhoneを初期化した場合などは「0」に戻ります。
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Androidの場合
「設定」から「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」を選択。
表示されているデータ使用量はほぼ1ヶ月単位のものになります。
2.利用する端末を決めましょう
現在使っている端末をそのまま利用するか、新しく端末を購入するかを決めましょう。
キャリアで購入した端末をそのまま利用する場合、SIMロック解除が不要な場合もありますが、SIMロック解除はキャリアに契約中の場合しかできないので、出来るうちにしておいた方がベターです。
新しく端末を購入する場合は、家電量販店等で購入することもできますが、端末をセットで販売している格安SIM事業者で購入すると初期設定された端末が届きますので便利です。
また、今お使いの端末を譲渡や売却する場合も、SIMロック解除した方が高値で売れることもあるので、こちらも出来るうちにしておいた方が良いでしょう。
また、格安SIMのシェアプランなどを利用して、古い端末をサブスマホにしてしまう手もありです。
サブスマホがデータ通信専用であれば、格安SIMのシェアプランを使えば月々数百円で2台持ち出来てしまします。
3.利用したい通信回線を決めましょう。
通信回線を提供しているのは「ドコモ」「au」「SoftBank」の3社だけです。
どこの回線を使うかを決めましょう。現在の端末をそのまま利用する場合は、同じ回線にすると便利です。
違う回線を利用する場合は、その端末が利用できるか、格安SIM事業者に確認しましょう。
4.SIMロックを解除しよう
現在の端末をそのまま利用する場合は、SIMロックを解除しましょう。
同じ回線を利用する場合は、SIMロック解除しなくても使えますが、解約後の解除が出来なくなる等があるため、念のため解除しておくと後々便利です。
また、端末を新しく購入する場合でも、現在の端末を中古ショップ等へ売る場合はSIMロック解除してある方が高値で売れる為、念のため解除しておくと良いです。
また、ショップで行うと有料になるので、出来るだけWEBで行うことをお勧めします。
5.格安SIM事業者を決めましょう
格安SIM事業者もいろいろあります。
自分にあった格安SIM事業者を選びましょう。
選ぶポイントは
・「使いたい回線を扱っているか?」
・「自分のデータ量にマッチしているか?」
・「端末をセットで購入する場合、欲しい端末を扱っているか?」
等で判断するとよいです。
こちらのページで格安SIM事業者を案内しているので参考にしてください。
6.MNP予約番号をゲットしよう
現在の電話番号をそのまま利用する場合は、MNP予約番号を取得しましょう。
また、MNP予約番号は有効期限があるので、格安SIM事業者と契約する直前に取得するのがベターです。
MNPで乗り換えの場合は、新しい通信会社のSIMで開通手続きを行うと、自動的に現在の通信会社は解約されますが、 新しく電話番号を取得する場合は、現在契約している通信会社とは別途、解約手続きが必要です。
7.格安SIM事業者と契約しましょう。
格安SIM事業者の大半はWEB上で行います。
店舗持っている格安SIM事業者の場合は店舗で行うこともできます。
WEB上で行うと、SIMカードが手元に届くまで1週間程かかりますが、店舗持っている格安SIM事業者の場合は即時発行してくれます。
また、MNPで乗り換えの場合はスマホが使えなくなる期間(不通期間)も発生する可能性があるので
契約先の格安SIM事業者を確認してください。
(最近は不通期間が最短で数分の格安SIMもあります。)
SIMカードのサイズも3種類ありますので、利用する端末に合わせたSIMカード契約しましょう。
(※最近ではマルチSIMと言って3種類全てに対応したSIMもあります。)
契約には以下のものが必要です。
・本人確認書類
・MNP予約番号(電話番号を変えない場合)
・クレジットカード(または引落口座番号)
8.SIMカードが届いたら
スマートフォンの電源を切り、届いたSIMカードを端末に差し替え、起動させます。
電源をオンにし、「SIM カードが挿入されていません」等のエラーメッセージが表示されなければ、セット完了です。
その後で、後述のAPNの設定を行いましょう。
MNPの場合は、開通センターに電話します。
音声ガイダンスに従って操作を行えば完了です。
数分後には、現在利用しているSIMが利用できなくなり、新しいSIMカードが利用できるようになります。
9.APNの設定
APN設定と言って、新しいSIMカードを利用する端末で使えるようにします。
これが一番厄介かもしれません。
APNという見慣れない単語が出てくると難しく見えますが、SIMカードの契約時に格安SIM事業者の配布される資料や、公式サイトの手順に従って、設定画面の情報を変えるだけで完了します。
やってみると意外と簡単です。
また、端末セットで契約している場合、すでにAPN設定されている場合が多いです。
iPhoneの場合
格安SIM事業者の公式サイトから構成プロファイルのインストールするだけで完了します。
但し、事前にWi-Fiに接続する必要があります。Wi-Fiに接続できない場合は、手動で設定する必要があります。格安SIM事業者の配布される資料や、公式サイトの手順に従って、設定画面の情報を変更して下さい。
設定完了後、Wi-Fiオフの状態でもインターネットができるかを確認します。「設定」からWi-Fiをオフにした後、ブラウザでWebサイトにアクセスするなどをして、インターネットに接続されれば、設定完了です。
Androidの場合
手動で設定する必要があります。格安SIM事業者の配布される資料や、公式サイトの手順に従って、設定画面の情報を変更して下さい。
設定完了後、Wi-Fiオフの状態でもインターネットができるかを確認します。
「設定」からWi-Fiをオフにした後、ブラウザでWebサイトにアクセスするなどをして、インターネットに接続されれば、設定完了です。
10.旧端末から新端末へのデータ移行
新しく機種を購入した場合は旧端末から新端末へのデータ移行は自分で行う必要があります。
キャリアでの機種変更はショップでやってくれたかもしれませんが、最近ではデータ移行を行ってくれるアプリもあるので活用しましょう。
また、LINEの移行は事前にやっておくことがあるなど、少々面倒なので前もって準備しておきましょう。