2021年は格安スマホ業界にとって激動の年になる。
大手キャリアのdocomo、au、Softbankがこぞって格安スマホ並みのオンライン専用の激安プランを出してきたからだ。
これに伴って格安スマホ事業者各社は次々と値下げプランを出してきた。
我々、消費者にはうれしい限りだが、選択肢が増えるとどこを選んでよいか分からくなる。
今回はそんな方々のために、買う者のプランをまとめてみた。
乗り換えやセカンドキャリアを検討している人は、是非参考にしてほしい。
まずは、各社のプランを表示まとめてみた。
※横スクロールになってしまい申し訳ないです。
|
Rakuten Mobile |
ahamo [ドコモ] |
povo [au] |
LINEMO [Softbank] |
UQ mobile |
Y!mobile |
BIGLOBE mobile |
IIJmio |
LinksMate |
b-mobile |
OCN モバイルONE |
H.I.S. Mobile |
キャリア区分 |
MNO |
MNO |
MNO |
MNO |
MVNO |
MVNO |
MVNO |
MVNO |
MVNO |
MVNO |
MVNO |
MVNO |
月額料金 |
1GB |
無料 |
¥2,970 |
¥2,695 |
¥2,695 |
¥1,628 |
¥2,178 |
¥1,078 |
¥858 |
¥737 |
¥2,178 |
未定 |
¥2,178 |
2GB |
¥1,078 |
¥1,320 |
¥770 |
3GB |
¥1,078 |
¥902 |
4GB |
¥2,178 |
¥3,278 |
¥3,278 |
¥1,870 |
¥1,078 |
6GB |
¥1,518 |
¥1,342 |
8GB |
未定 |
¥1,606 |
10GB |
¥1,848 |
¥1,870 |
12GB |
¥2,090 |
14GB |
¥2,310 |
15GB |
¥3,828 |
¥4,158 |
- |
20GB |
¥2,068 |
¥2,970 |
24GB |
¥3,278 |
- |
- |
- |
- |
¥3,344 |
- |
- |
25GB |
- |
30GB |
- |
- |
¥3,905 |
無制限 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
回線 |
Rakuten |
docomo |
au |
Softbank |
au |
Softbank |
au |
docomo
au |
docomo |
docomo
Softbank |
docomo |
docomo
Softbank |
国内かけ放題 |
かけ放題 |
5分かけ放題 |
オプション |
オプション |
オプション |
オプション |
|
× |
オプション |
月70分かけ放題 |
|
月70分かけ放題 |
通話料金 |
\22/30秒
RakutenLink使用時は無料 |
5分超過後
\22/30秒 |
\22/30秒 |
\22/30秒 |
\22/30秒 |
\22/30秒 |
\22/30秒 |
\22/30秒
※みおふぉん利用時は\11/30秒 |
\22/30秒
※MatePhone利用時は\11/30秒 |
月70分超過後
\11/30秒 |
\22/30秒 |
月70分超過後
11/30秒 |
テザリング料金 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
|
無料 |
無料 |
無料 |
|
無料 |
データチャージ料金 |
― |
\550/1GB |
\550/1GB |
\550/1GB |
\220/100MB
\550/500MB |
\550/500MB |
|
\220/1GB |
\88/100MB
\550/1GB |
\275/1GB |
|
\275/1GB |
契約手数料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
¥3,300 |
¥3,300 |
¥3,300 |
¥3,300 |
無料 |
¥3,300 |
|
¥3,300 |
契約解除手数料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
¥3,300 |
|
無料 |
¥3,300 |
無料 |
無料 |
無料 |
カウントフリー |
なし |
なし |
なし |
LINEのみ |
なし |
なし |
500 |
なし |
¥550 |
なし |
なし |
なし |
低速時の速度 |
最高1Mbps |
最高1Mbps |
最高1Mbps |
最高1Mbps |
最高1Mbps |
最高1Mbps |
|
300kbps |
最高1Mbps |
200Kbps |
|
200Kbps |
データ使い放題 |
無制限 |
× |
550円/日 |
× |
× |
× |
|
× |
× |
× |
|
× |
キャリアメール |
2021年夏頃提供予定 |
提供予定 |
提供予定 |
提供予定 |
〇 |
〇 |
|
× |
× |
× |
|
× |
5Gの対応有無 |
〇 |
〇 |
2021年夏頃提供予定 |
〇 |
2021年夏頃提供予定 |
〇 |
|
〇 |
〇 |
× |
|
× |
eSIM |
〇 |
検討中 |
対応予定 |
〇 |
× |
× |
ー |
〇 |
ー |
ー |
ー |
ー |
契約手続き |
WEB・店舗 |
WEB |
WEB |
WEB |
WEB・店舗 |
WEB・店舗 |
WEB |
WEB・店舗 |
WEB |
WEB |
WEB |
WEB |
サポート |
WEB・店舗・チャット |
WEB・チャット |
WEB・チャット |
WEB・チャット |
WEB・店舗 |
WEB・店舗 |
WEB |
WEB・店舗 |
WEB |
WEB |
WEB |
WEB・店舗 |
MNP転出手数料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
|
無料 |
無料 |
¥3,300 |
¥3,300 |
¥3,300 |
特徴的なサービス |
無制限データ通信
通話料無料 |
docomoの家族割対象 |
|
LINEのみカウントフリー |
データ繰り越し |
|
|
データ繰り越し
データシェア |
データ繰り越し
データシェア
ゲーム連携
カウントフリー |
月70分の無料通話 |
|
月70分の無料通話
海外専用SIMあり |
それでは、1社ずつ簡単に特徴をおさらいしましょう。
Rakuten Mobile
まずは、何かと世間を騒がしている楽天モバイルです。
最大の特徴は、毎月のデータ使用量に応じて、料金が決まる「従量課金制」で、データ通信料が1GBまで「無料」という太っ腹なキャリアです。
そして、1GB~3GBで¥1,078、3GB~20GBで¥2,178、20GBを超えたら¥3,278となっており、三千円程度でデータ無制限となっているます。
電話を使う場合にも、「Rakuten Link」という通話アプリを使えば、無料通話が出来ます。
そんな、無料づくしの楽天モバイルの欠点は、楽天回線のエリアがまだ狭いこと。
楽天回線が届かないエリアはauとローミング契約をしており、au回線で通信できるが、月に5GBまでの制約がある。
また、国から許可を得ている無線周波数が1.8GHz帯しかないので、他のキャリアの様に幾つかの周波数帯を束ねる「キャリア・アグリゲーション」が使えないので、通信速度があまりよくない点が挙げられる。
※と言っても、20Mbpsくらいは出るので動画も普通に見られます。
現状、楽天モバイルはメイン回線で使うというより、サブ回線としての使い方がベターのような気がします。
通信は他のキャリアで、通話は「Rakuten Link」で無料で使うということもできます。
ahamo
ahamoはdocomoのオンライン専用の料金プランです。
通話毎に最初の5分間だけ通話無料(5分以降\22/30秒)の5分かけ放題が付いて、20GBで¥2,970です。
オンライン専用なので、申し込みもWEB上で行います。
ドコモショップに行っても申し込みできません。
また、サポートもオンライン限定なので、普段ショップのサポートを頻繁に受けている方にはオススメできません。
逆にショップへは機種変更以外に行くことがないような方は、ahamoにすると安くできます。
格安SIM事業者と違い、docomoの料金プランなので、通信はdocomoそのものです。
サポートがない分、他のdocomoの料金プランより安く提供できています。
ahamoを検討している方は「ショップのサポートを受けられない」事は覚えておきましょう。
povo
povoはauのオンライン専用プランです。
ahamoとの違いは、5分かけ放題がオプションになっていることです。
povoもahamoと同じようにショップでのサポートは受けられません。
こちらも格安SIM事業者と違い、auの料金プランなので、通信品質はauそのものです。
店舗でのサポートがない分、他のauの料金プランより安く提供できています。
LINEMO
LINEMOはSoftbankのオンライン専用プランです。
ahamoとの違いは、povoと同じように5分かけ放題がオプションになっていることです。
また、LINEモバイルを吸収するような形でスタートするので、LINEに関してはカウントフリーになっています。
LINEMOもahamo、povoと同じようにショップでのサポートは受けられません。
こちらも格安SIM事業者と違い、Softbankの料金プランなので、通信品質はSoftbankそのものです。
店舗でのサポートがない分、他のSoftbankの料金プランより安く提供できています。
UQモバイル
UQモバイルについては、少し料金が下がったかな?程度になっています。
元々、auのサブブランドなのですが、完全にpovoと料金的には被っています。
通信量が小容量(20GB以下)か、ショップによる有人サポートを受けたい方はUQモバイル、サポートはWEBで良い方はpovoで良いのではないでしょうか?
Y!モバイル
Y!モバイルはSoftbankのサブブランドです。
UQモバイルと同じように、料金的にはちょっと下がったかな?といった感じです。
料金的にはLINEMO被っています。
こちらも通信量が小容量(20GB以下)か、ショップによる有人サポートを受けたい方はY!モバイル、サポートはWEBで良い方はLINEMOで良いのではないでしょうか?
BIGLOBE mobile
BIGLOBE mobileはKDDIグループの格安SIM業者です。
まだ、全てのプランが発表されていませんので、発表され次第、コメントします。
IIJmio
IIJmioは20GBで¥2,068と最安値プランを出してきました。
また、契約手数料は掛かりますが、契約解除料やMNP転出手数料は無料になっています。
IIJmioは他の格安スマホ事業への卸もやっているので、規模としては格安スマホ最大手になります。
最初に格安スマホに乗り換えるのであれば、無難な印象のキャリアです。
LinksMate
LinksMateの特徴は、プランの豊富さとソーシャルゲームや動画サイト、ツイッター、インスタグラムなどのカウントフリーです。
料金的には20GBで¥2,970と他業者よりもちょっと高い印象ですが、1契約で最大5枚のSIMをシェアして使うことができるので、使い方によってはお得に利用できるのではないかと思います。