楽天モバイルの「携帯キャリア参入発表会」まとめ

最終更新日:2019/09/08


9月6日に開催された楽天モバイルの「携帯キャリア参入発表会」

楽天モバイルは9月6日に「携帯キャリア参入発表会」を開催した。

楽天自前の携帯サービス(MNO)の料金プラン発表は見送られ、プレサービスの「無料サポータープログラム」が発表されました。

あわせて独自開発のスマホ「Rakuten Mini」も発表。

また、MVNOとしての楽天モバイルでは、"2年縛りなし"の新たな料金プランや、9モデルにものぼるスマホとモバイルWi-Fiルーターの新機種が発表されています。

「携帯キャリア参入」は当初はプレサービスとして無料の限定サービスに

事前の予測では、「携帯キャリア」新規参入時の携帯サービスの料金が発表されるものと見られていましたが、10月1日時点ではプレサービスとして「無料サポートプログラム」という形でMNOサービスの提供を開始するスモールスタートとなる。



「携帯キャリア参入」は当初はプレサービスとして無料の限定サービスに
「無料サポートプログラム」は東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市で5000名を募集。
国内通話、データ通信、SMS、国際通話、国際ローミングが無制限でキャリアとしての楽天モバイルのサービスを体験できる。

サポータープログラムの参加条件は、東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市に在住の満18歳以上で、品質テスト・アンケートに回答できること。
新規またはMNPでの申込となる。
楽天回線に対応する端末は各自購入する必要がある。
多数の申込があった場合は抽選となる。

なお、2020年3月31日までに正式サービスが開始された場合、無料サポータープログラムは終了となるが、継続利用する場合は3月31日まで、調査に協力する対価として通信料金と同額程度のモニター報酬が支払われる。

楽天社長の三木谷浩史氏は、このような形でのMNOを開始する理由について、「(サービス開始が)半年遅れるという報道が出ているが、そういうことではない。完全仮想化という新たな試みでネットワークを構築しており、まずは安定稼働を確認するための措置。」だと説明した。
ネットワークの安定性を確認でき次第、Webサイトや実店舗での本サービスの申込受付を順次開始するとしている。

本サービス開始時の料金プランについては後日案内される。

独自のスマートフォン「Rakuten Mini」を提供

楽天が企画したスマートフォンで、製造は中国のTinno社。

eSIMに対応し、「30秒で使えるようになる」(楽天の三木谷社長)ことが特徴のひとつ。

大きさは106.2×53.4×8.6mm、重さは79g。FeliCaに対応する。

楽天モバイルが独自開発した「Link」というサービス基盤に対応。
Linkでは通話やメッセージング、ゲーム、ファイル送信、グループチャット/通話などをサポートするという。

独自のスマートフォン「Rakuten Mini」を提供
■主な仕様
ディスプレイ:3.6インチ、TFT、1280×720ピクセル。

チップセット:クアルコム製のSnapdragon 439(オクタコア・2GHz+1.45GHz)
メモリ(RAM):3GB
ストレージ(ROM):32GB
メインカメラ:1600万画素のメインカメラと500万画素のインカメラ

・その他
おサイフケータイ(FeliCa)とNFCをサポート。
IPX2/IP5Xの防水・防塵性能。
顔認証機能。
プラスチックのSIMカードは装着できずeSIMだけを用いるため、楽天モバイルのネットワーク(およびローミング先のauネットワーク)のみ利用する形。
VoLTEを利用できる。
Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)、Wi-Fiテザリング(最大8台)をサポートする。
バッテリー容量は1250mAh。

MNO参入第1弾のスマホとルーターを発表

「Rakuten Mini」以外に第1弾となる新製品9機種を発表した。
スマートフォン7機種とモバイルWi-Fiルーター2機種がラインアップされ、10月上旬以降に順次発売される。

これらの機種は楽天モバイルの自前サービスとドコモ網・au網両方のMVNOで使えます。

■OPPO Reno A 128GB
Snapdragon 710を搭載するミドルレンジ〜ミッドハイレンジの機種。
6GBのメモリと128GBの内部ストレージを搭載。
IP67相当の防水・防塵性能を備え、おサイフケータイにも対応する。

発売時期は10月上旬。

■Galaxy A7
ミドルレンジモデルだが、上位機種と同様にSuper AMOLED(有機EL)とトリプルカメラを搭載する。

発売時期は10月中。

■Galaxy S10
先に発売されたドコモ版やau版と同様に、Snapdragon 855を搭載する。
ボディカラーはプリズムホワイト、プリズムブルーの2色。

発売時期は12月中。

■AQUOS sense3 lite
4000mAhのバッテリーを搭載し、1週間の電池持ちをうたうミドルレンジモデル。
楽天モバイルのみの限定モデルで発売される。

発売時期は10月上旬。

■AQUOS sense3 plus
「AQUOS sense3 lite」の上位版「AQUOS sense3 plus」も登場。
大画面のIGZO液晶とステレオサウンド、AI機能を搭載したデュアルカメラといった特徴ある。

発売予定は12月中。

■Xperia Ace
楽天モバイル向けとしてはXperia J1 Compact以来のソニーモバイル製端末となる。
5インチ液晶の小型モデルで、防水・防塵、おサイフケータイに対応する。

発売予定は10月上旬。

■arrows RX
「arrows RX」は、防水・防塵に加えて耐衝撃性能を備える。
シニア層の利用も想定し、簡単な操作の「シンプルモード」や読みやすい表示の「はっきり文字」といった機能を搭載する。

発売時期は10月上旬。

■Aterm MP02LN/Aterm MR05LN
モバイルルーターは2機種用意され、いずれもNECプラットフォームズ製。
小型・軽量路線の新機種「MP02LN」とデュアルSIM対応の「MR05LN」の2機種。

10月上旬に発売予定。

MVNOとしての楽天モバイルの新料金プラン発表

自社回線の料金プランの発表は行われなかったが、MVNO(格安SIM)としての楽天モバイルの新料金プランの発表は行われた。

これらは、10月から施行される改正電気通信事業法に準拠し、いわゆる"2年縛り"や違約金等のの設定がなく、いつでも自由に解約できる。

MVNOとしての楽天モバイルの新料金プラン発表

プランは4種類で、最小プランなら楽天会員なら誰でも1年間1480円で利用可能。
楽天ダイヤモンドユーザーなら1年間980円から利用できます。

最小プランの「プランS」は2GBで月2980円、「プランM」は6GBで3980円、「プランL」は月14GBで5980円、「プランLL」が5480円となっています。

楽天会員なら、加入から1年間1500円引きとなり、ダイヤモンド会員は1年間2000円引きとなります。

楽天会員だけであれば無料で加入することができるので、誰でも1500円引きの恩恵を受けられる。
ダイヤモンド会員については楽天市場でのお買い物等で「過去6ヶ月間の獲得ポイントが4,000ポイント 且つ 過去6ヶ月間の獲得ポイント数が30回以上」と若干敷居が高い。


※実は楽天カードをメインカードとして使うだけで簡単にダイヤモンド会員になれます。
楽天カードの支払い1回で獲得ポイント数1回とカウントされます。
メインカードとして、公共料金などを支払うだけで簡単にダイヤモンド会員になれます。


楽天モバイルの料金プラン(変更前と変更後の比較)

三木谷社長「楽天モバイルの基地局展開は予定通り」

総務省から基地局設置の遅れを指摘されていたが、楽天代表取締役社長の三木谷浩史氏は「当初の予定通り」として、東名阪でサービスを開始する方針を明らかにした。

三木谷氏は「他社と異なり、ベースステーションというハードが必要ない。(設置の計画は)当初遅れていたが、順調に回復している。基地局をネットワークに繋ぐオペレーションも、多少課題はあるが、現在解決し、9月中には当初の予定通り、東京23区、名古屋、大阪という独自で展開するところではサービスをローンチできる見通し」と語った。
※東名阪以外のエリアは、auのネットワークをローミングで利用する。

公式サイトはこちら


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